2018年8月11日(土) 02:31 LJLに学ぶコメント(0)

【LJL 2018 Summer Split Round7&8】 覇者PGMがまさかの3連敗!アウトプレイとミスプレイの境界線は紙一重

いよいよサマーシーズンも大詰めです。

LJL史上稀にみる混戦となっています。

とりわけPGMの3連敗は異常事態といってもいいでしょう。

絶好調DFMに負けるのは納得せざるをえない試合内容でしたがV3、そして最下位のCGAにまで勝ちを献上してしまったのは本当にらしくないです。

LJL全体の質が上がっているのは言うまでもありませんが、この2チームがPGMに内容で勝ったのかそれともPGMが自滅したのかで印象は変わります。

ゲームの序盤相手に上手くやられるといったことはこれまでにもありましたがそこを耐えてマクロで逆転するのがPGMやDFMに共通する強さだと思います。

しかしこの週のPGMはミスプレイが目立ちました。

反面V3やCGAにはここぞの場面で各選手のアウトプレイが続きその結果勝利へつながったと思います。

というわけで今回は1回のプレイがゲームを決するアウトプレイとミスプレイについてのお話です。

ソロQでも「自分が上手かったから勝てた」のか「相手がミスしたから勝てた」のかを考えるのはとても重要なことです。

勝敗だけみて自らのプレイを省みることを怠り、その結果レートが停滞してしまっている人は少なくないのではないでしょうか。

PGM戦でポイントとなった場面をピックアップしてみましょう。

アウトプレイとは

そもそもアウトプレイってなに?って方のために簡単に説明します。

まず言葉の意味は「相手を負かす」という感じになるようです。

LoL界隈ではアウトプレイというと「不利なシーンをハンドスキルでひっくり返す」って場面でよく使われますね。

今回は不利な場面に限らず上手いプレイをアウトプレイとして見ていきます。

対V3の場合

第1試合、幸先よくRamuneがファーストブラッドをとったあとOnceがかなり甘いプレイをしてしまいます。

ワンスカミール

Ramuneのスキルが外れた時点で退くべきでした。

一方で直後にGugerのパイクがとんでもないアウトプレイを魅せます。

Guger パイク

全く視界がないところへのフックでRamuneを引っ張りキルにつなげます。

そもそもこのタイミングで寄っているGugerが半端ないです。

Wybernに2キルが入り狙い通りキンドレッドをスノーボールさせることに成功します。

しかしこの程度の差では動じないのがLJLのトップに君臨し続けているPGMというチームです。

V3を応援している人たちもこのくらいではまだまだ安心できないのが心情だったでしょう。

実際キルはとられているものの、ボットではセーフプレイを心がけているV3に対してYutorimoyashiのエズリアルがたくさんのゴールドを稼ぎグローバルゴールドではPGMが若干有利をとっていました。

それでもV3のKRコンビがここから素晴らしいプレイを続けて差を広げます。

一方で何か仕掛けたいPGMですがV3はルル・モルガナ・チョガスとレーンに強いチャンピオンを据えることでタワーダイブや少数戦を仕掛けさせません。

その後PGMもRamuneが時間を作りトップで1キルとタワーにつなげて逆転しましたがここからのV3がとんでもないプレイをします。

まず相手がバックしたと予想して一気にカウンターバロンを仕掛けます。

バロン

PGMもこれを予測しリコールをやめてファイトを仕掛けましたが

その後のWybernがまさにアウトプレイと言わんばかりのムーブを見せました。

ワイバーン

2v4という数的不利、しかもポジションも反対側という圧倒的不利な状況にも関わらず様々なスキルを避けに避けてダブルキル。

完全に勝負ありでした。

本来のPGMであればここからグっと耐えてチャンスを待っていたようにも思えますが上手くコミュニケーションが合わなかったのかそのままV3に負けてしまいました。

終わってみれば最初のキンドレッド2キルが全てだったようにも思えます。

もちろんキンドレッドを育てるというV3の戦術も見事にハマりましたがそれを分かっていたはずのPGMが浅かったような気がしました。

ワンスカミール

このシーンはまたしてOnceがやらかしてしまったところですね。

せっかくキンドレッドを落としたのにちょっと甘すぎるエンゲージだったと思います。

V3が上手くPGMのミスを誘った、ともとれますがどちらかというとPGMのミスが多く自滅したような試合だったと思います。

2試合目はPGMが勝ちましたが序盤はらしくないタワーダイブがありました。

PGMダイブ

単純に時間をかけ過ぎです。

Keynmakerのストップウォッチがあることなども把握していたと思うのですがちょっと違和感がありました。

ただそれでもマクロでしっかり差を埋めて、キル数は負けながらもゴールドは同じくらいでゲームを進め、V3のミスを突いて勝利へと繋げました。

第3試合はV3がとてもよかったです。

とくに、ターゲットバンになることもあるWybernのザックが良い感じに刺さっていましたね。

ただどれだけV3がキルをとってもゴールド差が離れないPGMはさすがというか、こういうところに差があるんだなと思いました。

12分でV3が6-1に加えてリフトヘラルドを確保していても勝てるかどうか不安になります。

ただしそんな不安もよそにV3は強豪チームかと思わせるほど堅実にゲームを進めました。

ドラゴンやタワーなどのオブジェクトをとり少数戦でリードを広げ、ピックアップされても崩れないチームワークで見事に勝利しました。

PGMのみならずDFMでもこの展開では逆転が難しかったのではないでしょうか。

PGM最大のミスはPazにジェイスをピックさせたことだと思います。

対CGAの場合

第1試合、この試合ではありえない逆転現象が起きました。

23分で7k差をつけ圧倒していたPGMがなぜかバロンを始めます。

※このバロンファイトについては前回の記事もぜひご覧ください。LJL CS 2018 Summer Split Week4】 AEvsBQBで珍事?ソロQでも使えるバロンの取り方とバロンバフの有効利用について

通常リードしているチームはバロンの視界は確保すれど、相手が5人生存している膠着状態でわざわざ開始する必要がありません。

反転を前提としたベイトならまだしもこのときのPGMは完全に取りきる判断をしていました。

というよりCGAが3つの方向から包囲することでそうせざるを得ない状況にしたともとれます。

CGAはこの千載一遇のチャンスを最高の形でモノにします。

CGAバロンスティール2

バロンスティールからの3キル獲得で一気に差を詰めます。

それでも4k以上のゴールド差に加えオーシャンドレイク3つにマウンテン1つ持っているPGMが有利なのには変わりません。

そしてその後ゲームを決する集団戦が行われます。

ゲンミス

このシーンはLJL Reviewでも取り上げられていたので番組をご覧になった方は分かると思いますが、PGMサイドが全く連携のとれていない状態でした。

Gaengがブラウム・ゾーイ・ムンドの3人にフラッシュインでヘッドバットを決めたのはいい感じに見えるのですが、肝心のオリアナがブッシュでフリーになっています。

加えてHachamechaのトランドルがパーフェクトな位置にピラーを出してPGMが火力を出せない状況を作り出しました。

まずこのシーン、PGMサイドは勝っているので無理に仕掛ける必要はありません。

しかもPGMサイドでPINGが全く鳴っていないことからGaengの独断だった可能性まであります。

Reviewでも「オリアナの位置を把握していないから突っ込んだらダメ」ということでした。

たしかにコントロールワードがブッシュ内にあるためPGMはオリアナの位置を詳しく把握できていなかったと思います。

対応したBCも素晴らしいプレイでしたがPGMはこの2つのミスで勝てたはずの試合を落としてしまいました。

第2試合、負けられないPGMはレーンに強いチャンピオンを揃えると20分以上キルが発生しないゲーム展開を作ります。

そして31分ごろ、ミッドでのにらみ合いからワンチャンスを活かしてこの集団戦に勝利しバロンを獲得。

慎重に慎重にゲームを進めて42分にGG。

初めからそうすればいいのにと思わせるゲームでした。

第3試合、なぜオレリオンソルをオープンにしたのか。ただただそれだけです。

Lavieにアニヴィアとオレリオンソルは使わせてはいけないとどのチームも警戒しているのに・・・

確かに、実際上手いからといってもプロのチームなのでそれくらい対策できないのはいかがなものかと思いますが

序盤からLavieがロームをバンバン成功させてしまいました。

CGAがマクロでも圧倒しタワーとゴールド差を徐々につけはじめていきます。

それでもPGMがやはり勝つんじゃないか、とはもうこの時点では思わないくらいになっていました。

36分、少し膠着していたゲームを動かしたのはフィドルとケネンによる超火力ウルトコンビでした。

CGA集団戦

この時点で4コア持っていたケネンのウルトの威力はすさまじくPGMを壊滅させそのままバロンへとつなげます。

ここから大きなミスをすることもなく次の集団戦にも勝ったCGAが見事勝利。

ゲーム時間をなんとか引き延ばし相手のミスを待ったPGMでしたがここまでの差が大きすぎました。

「ミス待ち」はとくに負けている状況のチームからすれば必要な戦略であり、むしろそれ以外では勝ち目がないのがLoLというゲームです。

一方で勝っている側は無理なタワーダイブや集団戦の仕掛けはせず、しっかりタワーシージを行うことが勝利への近道です。

ゆえに負けている側が相手のミスを誘うにはどこかで仕掛けなければならずここで光るのがアウトプレイです。

しかし今回はPGMに輝きは見られませんでした。

アウトプレイかミスプレイかを見極める

「なんか初めてゼド使ったけど15キルとれたわ才能あるんじゃね?」とか「ジャングルやったらガンク決まりまくった!」とかいう経験はあると思います。

そしてそのあと意味わからないくらいフィードして「はぁつまんね、やめよ」までがセットですよね。

こういうときこそ自分のプレイのどこが良かったのか、どこが悪かったのか、を反省するチャンスなんです。

アウトプレイかミスプレイかっていうのはけっこう紙一重だったりします。

「あと1発殴れたら・・・」「あのスキルが当たっていたら・・・」これもよくあることだと思います。

しかしこれらは経験からでしか得られないものもあるのでチャレンジすることは大事です。

ただ終わったあとに何も考えないのが問題なんです。

相手が上手くて失敗したなら相手を褒めましょう、自分が最大限出し切って足りなかったなら覚えておきましょう。

自分の良い部分、悪い部分を知れば自然と上達していきます。

最後に

この記事を書こうと思ったキッカケが、LJLの底は上がったかもしれないけど上は伸びてないなという印象を感じたからです。

やはりもっと高いレベルでPGMやDFMを圧倒するようなチームが現れてほしいなという想いがあります。

たぶんDFMが優勝すると思いますがこのままじゃ海外と戦ってもいい結果が残せるかは微妙なところです。

PGMがここから修正してくるのか、はたまたDFMを唯一退けたUSGやBCがファイナルへ上がってくるのか

最終戦も目が離せません。


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更新日時:2018年8月11日(土) 02:31 コメントする

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